前日の夜、愛媛高知で大きな地震があってわたしの住む街も結構揺れて怖かった。
明日引越しなのに無事引っ越せるのか、と不安になったけれど、翌朝予定通り8時過ぎにちゃんと引越し業者さんがやって来てテキパキと荷物をトラックに積み込んでくれた。
新居の方へも10時過ぎに到着してテキパキ、テキパキ。11時前には運び終わって帰って行った。やっぱりプロはすごいなぁ。
お昼前に両親が様子を見にやって来る。
母がちらし寿司を作って持って来て入れたのでみんなで食べた。うなぎが入っていてとても美味しかった。
ご飯を食べ終えてお茶を飲んでいると、父がバナナハンガーを「ユニークでいいなぁ、それ。」と褒めた。
「これ、お父さんが作ってくれたの覚えてない?」
と聞くと全く覚えてないし、思い出せないらしい。(母はちゃんと覚えている。)
確か20年以上前になるかな、父にバナナハンガーを作って。と頼んだわたし。こんなバナナの木の形にしてくれるとは思いもよらず、出来上がった時は驚いたのと父の発想はすごい、器用だなぁと感心したものだ。かわいいのでとても気に入ってずっと使っている(時にはバナナじゃなくニンニクを吊り下げていることもある)
今年81歳になった父。すっかりおじいさんになったから忘れてしまったこともたくさんあるんだろうな。このバナナハンガーはずっと使うよ、お父さん。